「習い事って、何歳から始めたらいいの?」
「まだ赤ちゃんだし、早すぎるのは負担になるんじゃ…」
「私も続けられるか不安…」
はじめての育児で、こう思っているあなたへ。
実は、私も同じように迷い、悩んだ経験があるんです。
赤ちゃんとの毎日は、オムツ替え、授乳、寝かしつけ…その繰り返し。
もちろん、わが子はとても可愛い。
けれど、日々の中でふと
「この子のために、何か“今”できることがあるんじゃないか」
「私自身も、本当はもっとこの時期の触れ合いを楽しみたいな」
…そんな気持ちが湧いてきて。
けれど同時に、
「赤ちゃんにあれこれ詰め込むのは良くないのでは?」
「“習い事”なんて、まだまだ先の話では?」
そんなブレーキが自然とかかってしまうのも、
ママとして、とても自然な感情だと思います。
それにまず、なにを選んだらいいか、
悩む時間すらないんですよね…泣
でも、実は――
0歳〜3歳は「音を育てる黄金期」とも呼ばれる、とても大切な時期なのです。

聴覚の敏感期──生まれた瞬間から始まる「音の学び」
私たち大人は、赤ちゃんを
「まだ細かいことは何も分かっていなそう…?」と感じてしまいがちですよね。
でも実は、生まれた瞬間から、
赤ちゃんの耳は周囲の音を細やかに聴き分け、学び始めています。
これを専門的には「聴覚の敏感期」と呼びます。
生後すぐの赤ちゃんの耳は、とても柔軟で吸収力に満ちています。
高い音、低い音、リズムの違い、声の抑揚…
こうした音の情報を、赤ちゃんは日々“無意識に”蓄積しているんですよ。
たとえば、
- ママの優しい声
- 家の中の生活音
- 外の鳥のさえずり
- パパの笑い声
これらすべてが、赤ちゃんにとっては“音の教材”なのです。
そしてこの経験は、
将来の言葉を覚える力、集中力、自己調整力、表現力の基礎をつくっていきます。
0〜3歳こそが「音の土台作り」に最も適している時期なのです。
習い事というより「親子での音のふれあい時間」だと考えてみて

こう聞くと、「じゃあ、やっぱり早くから習い事を始めた方がいいの?」と
焦ってしまうママもいらっしゃるかもしれません。
でも、ここで大切にしていただきたいのは
“何かを教え込む”のではなく、“一緒に音に触れる時間を楽しむ”ことです。
赤ちゃんにとっての音の学びは、「こうしなさい」と指導するものではありません。
ママやパパがそばにいて、一緒に声を出したり、リズムに乗ったりするだけで、
赤ちゃんの耳と心はしっかりと育っていきます。
難しい知識も、特別な楽器もいりません。
たとえば…
- ママの声で「ド〜レ〜ミ〜」と歌ってあげる
- やさしく赤ちゃんの身体をトントンとリズムに合わせて撫でてあげる
- フルートの優しい生の音色に一緒に耳を傾けてみる
たったこれだけでも、
赤ちゃんの耳と脳は「音の地図」をどんどん作り上げていきます。
この積み重ねが、言葉を話し始める時期や、
人の話を集中して聞く力、自己表現の土台となっていくのです。
リトミックが赤ちゃんにぴったりな理由
私がリトミック教室を開いているのも、
まさにこの「音育て」の大切さをお伝えしたいからなんです。
特にフルートリトミックは、
普段赤ちゃんが耳にする機会の少ない生のフルートの音色が、
耳の感性を豊かに刺激してくれます。
また、リトミックは“できる・できない”を評価する場ではありません。
じっと座っていなくても大丈夫。
泣いても大丈夫。
ママが疲れている日は、少し後ろで見守るだけでも大丈夫なんですよ♪
赤ちゃんもママも、安心して音を楽しめる時間。
それが何より大切だと、私は感じています。
0歳の今だからこそ、できることがある
「まだ小さいから、何もしなくていい」
「何かさせなきゃと焦るのも違う気がする」
この2つの間で揺れるママの気持ちは、とってもよくわかります。
実際、私も我が子の子育てでたくさん悩み、迷ってきました。
だからこそお伝えしたいのは、
今は「させる」ではなく「一緒に音を感じる」だけで十分ということ。
その積み重ねは、知らず知らずのうちに、
お子さんの未来の可能性を大きく育ててくれます。

さいごに
赤ちゃんの耳は、今この瞬間にも、あなたの声や音楽を全身で受け止めています。
「聴かせてあげる」「学ばせる」というよりも、
「一緒に楽しむ」時間こそが最高の教育なんですよ♪
もしよかったら、ぜひ一度、リトミック教室に遊びに来てみてください。
ママの心がホッと緩んで、赤ちゃんと音を楽しめる時間を、ここでお届けしています。
お会いできる日を、心から楽しみにしています♪
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