神川町ふれあいコンサートに出演しました〜中学生の頃、震えながら立った舞台へ〜

演奏会と活動報告

2026年1月15日。
神川町ふれあいコンサートに出演させていただきました。

会場は、私の生まれ育った町・神川町の中央公民館ホール。

今回、
フルートとピアノのデュオとして、
ピアニストの松村ゆみさんと一緒に演奏させていただきました。

そして、もうひとつ嬉しかったのが、
共演者として出演されていた
神川ウィンドシンフォニーさん。

神川町にゆかりのある吹奏楽団さんで、
地元の音楽文化を支えている、とても素敵な団体です。

そしてもうお二方。
同じく神川町出身の
今城姉妹さん。

姉の上野理沙さんと、妹の加藤恵子さんの2人からなるユニットで、ユニット名の「ソレッレ(Sorelle)」はイタリア語で「姉妹」を意味するとのこと。
姉妹で音楽活動。
とっても素敵ですよね

そんな皆様と同じ舞台に立たせていただけたこと、
本当に光栄でした。

中学生の頃、震えながら立った舞台

実はこの中央公民館ホール、
私にとって、とても思い出深い場所なんです。

中学生の頃。
ここで、ソロコンテストに出演しました。

当時の私は、
本当に緊張しいで。

舞台袖では、
手が冷たくなって、
心臓がバクバクして、
「間違えたらどうしよう」
「失敗したらどうしよう」

そんなことばかり考えていました。

もちろん、
客席を見る余裕なんてありません。

ただただ、必死でした。

そんな思い出のある舞台に、
大人になった今、
演奏者として戻って来られたこと。

しかも、
長年一緒に演奏してくれている
松村ゆみさんと一緒に。

感慨深いものがありました。

クラシックに馴染みのない方へ届ける音楽

今回ご来場くださったお客様は、
いわゆる「クラシック音楽をよく聴く」という方ばかりではありません。

だからこそ私は、
「どうしたら楽しんでもらえるかな?」
ということを、たくさん考えました。

そこで選んだのが、
美空ひばりさんの《川の流れのように》をはじめとした、歌謡曲中心のプログラムです。

「知っている曲」
「口ずさめる曲」

それだけで、音楽との距離はぐっと近くなります。


500人のお客様の前で感じたこと

いざ舞台に立ってみると、
そこにあったのは、

「怖さ」ではなく、心地よい緊張感でした。

客席から伝わってくる、温かい空気。

皆様の優しい視線。

中学生の頃は、
客席を見ることなんてできなかったのに。

今回は、
ちゃんとお客様のお顔を見ながら、
演奏することができました。

「あぁ、私、大人になったんだなぁ」

そんなことを、演奏しながらふと思っていました。

そして今回、
なんと約500人ものお客様が
来場してくださったそうです!

しかも、
今年は昨年の1.5倍の来場者数だったとのこと。

寒い時期にも関わらず、
本当にたくさんの方に足を運んでいただき、
感謝の気持ちでいっぱいです。

ホールを病院の待合室にしてしまいました

今回のMCでは、
私たちらしいお話もさせていただきました。

実は、
私と由美さん。

ただの音楽家コンビではないんです。

由美さんは薬剤師、
私はナースとして働いていています。

つまり、

「音楽家」と「医療従事者」

両方の顔を持つ、
ちょっと変わった2人組なんです。

このお話をすると、
会場からとても温かい拍手をいただきました

そしてMC中、事件は起こります。

本当は、
「お客様」と言おうと思ったのに。

私、うっかり

「患者さん」

って言ってしまったんです。笑

完全に職業病ですね。

会場が一瞬ざわつき、
そのあと大笑いに包まれました。

「すみません、
職業柄、
こんな素敵なホールを病院の待合室にしてしまいました」

そうお話すると
さらに大きな笑いが。

そんな
とても温かく、アットホームな演奏会でした。

みんなで歌う、最後の一曲

プログラムの最後には、
《翼をください》の歌詞カードをお配りし、
会場のみなさんと一緒に大合唱をしました。

フルートの音の向こうから、
お客さまの歌声がしっかり聞こえてきて。

「ああ、今、同じ時間を一緒に音楽で過ごしているんだなぁ」

そんなことを感じながら、
とても幸せな気持ちで演奏させていただきました。

実は、1週間ずっと早着替え練習していました

もちろん、
演奏は真剣に。

一曲一曲、
心を込めて、丁寧にお届けさせていただきました。

でも、
私の演奏会は、
「真面目なだけ」では終わりません。

ここからが、本番です。笑

終盤。
アンコール。

ここで私は、
急いで舞台裏へ走ります。

そう。

早着替えです。

しかも、今回は浴衣!!

実はこの日のために、
1週間ほど、毎晩子供が寝静まった後
家で早着替えの練習をしていました。

「どの順番なら最短で着替えられる?」

「帯はどうしたら崩れない?」
「だめだ!やっぱり作り帯買おう!今なら間に合う!!」

「おはしょりする時間ない!
ならば私の身体にフィットするように縫い付ける!」
「どの順番なら最短で着替えられる?」

そんなことを考えながら、
毎日ひとりでタイムアタック状態です。笑

演奏会って、
舞台の上は優雅に見えるかもしれませんが、
裏側は意外と体育会系なんですよね。

500人が振り向いた「神川音頭」

そして、
無事に浴衣へ変身した私は――

客席後方から登場!!

演奏したのは、
神川町でおなじみのあの曲。

「神川音頭」です!

実は私、
小学校時代、
6年間しっかり踊っていたので、
今でも普通に踊れます。 
そして実は…
あの懐かしさを感じさせるメロディーが大好きで♪

小学生の時、義務感ではなく
ノリノリで踊っていました(^^♪

本当に思い出深い曲なんです。

今回は、
その神川音頭を演奏しながら、
客席を練り歩かせていただきました。

お客様の拍手。

時折見える振り付け。

そして、
会場中から聞こえてくる、

「ちょちょんがちょん!」

の掛け声。

あの瞬間、
会場がひとつになった感覚がありました。

音楽は、世代を超えて人をつなぐ

音楽って、すごいですよね。

年齢も、
立場も、
全部飛び越えて、

みんなで笑って、楽しめる。

改めて、
そんな力を感じた時間でした。

終演後のアンケートでは、

「フルートの音色が綺麗でした」

「もっとフルートを聴きたかったです」

そんな嬉しいお声をたくさんいただきました。

そして、
圧倒的多数だったのが……

「神川音頭が良かった!!」

でした。笑

やっぱり地元の力って強いですね。

なので、ここで宣言します。

また神川町で演奏する時は、
必ず神川音頭をプログラムに入れ
ちゃいます!

真面目だけじゃ終わらない演奏会を

私は、
その地域のお客様に合わせて、
来てくださるお客様の年代に合わせて

「どんなプログラムなら楽しんでもらえるかな?」

「どんな演出なら、思い出に残るかな?」

そんなことを
いつも考えながら演奏しています。

フルートを
ただ「静かに聞く」だけではなく。

その場の空気ごと、
楽しんでいただきたい。

音楽って
もっと自由で、
もっと温かくていいと思うんです。


これからも
真面目に演奏しながら、
時々ちょっと笑っていただきながら。

私にできる最大限のおもてなしを大切に
演奏を続けていきたいと思います。

アンケート用紙ではこんな嬉しいお言葉も…!!

  • 根本ひろえさんのトークがよかったです。心がなごみました。
  • フルート、もっと聴きたかった。
  • 「蛍の光」のところが面白かった。
  • 音楽っていいなと思いました。寒い中来てよかったです。ありがとうございました。
  • どの演奏者の方も温かい雰囲気で、とてもよかったです。
  • 楽しかった。素晴らしかった。

実は普段は地味な練習を毎日積み重ねて
本番に臨む音楽家。

こんな風に感じていただけて、幸せすぎて胸がはちきれそうです(>_<)

改めまして
第26回神川町ふれあいコンサートへご来場くださった皆様、
本当にありがとうございました!!

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